ついにアリーナ公演も終了!スーパーアリーナ参戦の方々お疲れさまでした。
それでは埼玉遠征初日公演のレポをどうぞ。
(※内容は特にMCを中心としていますが、概ねは記憶によるものなので細部についてはご了承下さい)



【01.さよなら傷だらけの日々よ】
階段を降りてくるまで、前の柵に片足を乗せながらずっと歌う稲葉さんの姿がカッコ良かった!


【02.さまよえる蒼い弾丸】
スクリーンには弾丸が発射された後の薬莢がパラパラと落ちていき、それが地面に跳ね返る様子が流れる。その映像にメンバーの演奏する姿が重ねて映し出され、特に間奏時のTAKがプレイする姿がめちゃめちゃキマっていた!



稲:『B'zの…、B'zの…、………、会いたかったよー!!』

(福井よりちょっとサービスUP!)

稲:『B'zのライブジムにようこそ~!!!!』



【03.Don't Wanna Lie】
“この頭ん中~”で自分の頭に指を何度も指し示す稲葉さんが印象的。


【04.ピルグリム
天井をじっと見上げながら“空を眺めてたらくしゃみ”って歌う稲葉さん。TAKのメロディも切なく響きます。


【05.裸足の女神】
イントロはTAKが“nananana~”のフレーズをギターソロで。ステージ中央で大賀さんと肩を組んだ後、二人でアイコンタクトをとりながらギターで同じ部分をハモる!歌い出しは稲葉さんがマイクを客席に向け歌わせる。


【06.Homebound】
スポットライトがまっす~の姿だけを浮かび上がらせ、切ない音色のピアノソロで静かに始まる。これだけでグッと胸にくる…。歌詞と同じ紫の照明がとてもきれいだった。



-TAK&メンバーセッション-
ボスをアレンジしたシブくてカッコいいセッションからスタート!


【07.ボス】
セッションで一旦引っ込んでいた稲葉さんが、豹柄のシャツで再登場!体全体をくねらせたりもがき苦しんでいる感じで歌い上げます。“野次や悲鳴や~”のところは頭を抱え込んでうずくまりながら表現していて、稲葉浩志の苦悩する一面を垣間見たような気がした…。周りからの必要以上の期待から出てきたんじゃないかと思ってしまう様な曲。そんなステージ上での姿に見えてしまった…


【08.ひとしずくのアナタ】
前曲終わりですぐにイントロが始まり、このスムーズな流れがとてもいい!


【09.命名】
やっぱり泣ける…。ここで語るといろんな思いや感情があふれてしまうので、あえて深入りしません…





【MC~手拍子のコーナー】
稲:『皆さん楽しんでますか~?次はみんなに手伝ってもらいたいんですけど、手拍子って好きですか?好きですよね!』


前回同様、一人と6人バージョンを見本で見せる。

稲:『はい、もういいです!こうやってメンバーとやっても、何か居酒屋みたいな感じにしかならないですけども…。じゃあ次は皆さんと一緒にやりましょう!まずアリーナは前から順番にこうやって後ろまでいくでしょ!次にスタンドはサイドの端から…、一番端の人、認識してますよね?自分が“端”だって事!それでまぁ順番に後ろへ流れていって…、向こうまで行ったら…、え~、ん?!変な造りだな…。何なんだ!この会場?』

私が開演前のリアルタイムでも少し触れましたが、ここの後方席は3階から5階が完全に別れていて、アリーナ・サイドスタンドから独立している設計となっている。さいアリの造りに戸惑う稲葉さん…


稲:『まぁいいや、そこに居る人は自分で判断して下さい!わかりました?こうですよ!』


ここで一旦マイクを置き、アリーナとスタンドの移動していく様子を手のゼスチャーだけで何度もアピール!黙って繰り返す動きが面白かった(笑)


稲:『大丈夫ですよね?これね、こっちから見てたら、華が咲いていくみたいですごく綺麗なんですよ!それで後ろまで行ったら、みんなの“ウォー!”って歓声が起こって、その声を今度はステージに向かって返して下さいね!こんな変な造りでうまくいったら、たぶん1位ですよ、きっと!じゃ、いきますよ!』


稲葉さん、メンバーに続いて会場の一列目がスタート!順番に後ろへ。
途中でフライングして歓声が上がり出す…


稲:『まだまだ!最後まで待ちましょう!いけ!いけ!おぉーきれい!よし、いった!いった!』

会場全体:『ウォーーー!』

稲:『すごい!きれい!これはもう、100点じゃないかしら!』


何でオネェ口調やねん(笑)


稲:『じゃ次の曲はみんな全体の手拍子でスタートさせて下さい!』

会場:『パン………パン……パン…パン!パン!パン』


めっちゃ早くなりすぎて笑いが起こる会場。
TAKもスタートのタイミングがとりづらそうで稲葉さん思わず…


稲:『リズムが大・事!』


テンポがやっと揃い、TAKのギターイントロで曲がスタート!





【10.DAREKA】
“誰か~!”と今回はクルクル回りながらステージ下へと消えていく稲葉さん。面白かったのが、上がってくる時も井戸の中からゆっくり回りながらステージへと再上昇。


稲:『…こうやってスーッと下に落ちたっていう…、ねっ。』


“何かどこかで…??”と使い回しの井戸に触れていると、稲葉さんにそっぽ向いて知らんふりをするTAKの姿がスクリーンに。それに気付いた稲葉さん…


稲:『あれっ?まっつもっとさ~ん。今日辺り、そろそろ入りたいんじゃないの~?結構いいよ!』

TAK:『……ム~~リっ!』

稲:『無理だそうです…、じゃあ撤収で…』


ゆっくりと下降していく井戸…


会場:『エ~~ッ!』

会場はブーイング。それに対して稲葉さんは小声で…


稲:『アンコール…、アンコール…、アンコール!』


稲葉さんの声に合わせて次第に大きくなっていくアンコール!すると再びゆっくりと井戸が上昇してきた!


稲:『ほらっ、また上がってきたよ!どう?』

TAK:『………無理!!』

稲:『やっぱ無理だそうです…。じゃあ仕方ないんで、撤収して下さい…』


結局は今回もTAKは井戸に入らず…、残念!





【11.SPLASH!(英語Ver.)】
あのミニコントの後にこのカッコ良さ!一体何なんだ、この人達は?!一瞬で切り替わるこの感じ、シブすぎます!


【12.Brotherhood】
最後のロングシャウトの出だしでキーがちょっと高めにズレるが、そのまま振り切ってしまい、
結局最後はバッチリ決めてしまうところはさすが!



【メンバー紹介】

・Shane Gaalaas
S:『ドーモ!コンバンワ!キョウハブンカノヒ、ボクハ、モットモットベンキョウシテ、ニホンゴ、ウマクナリタイデス!』

稲:『向上心があっていいですね!』


・Barry Sparks
B:『コンバンワ!コノマエ、レインボーブリッジヲ、アルイテワタリマシタ。ニサイノ、ムスメヲ、ダイテイタノデ、ウデガ、キタエラレマシタ!キョウノ、エンソウモ、バッチリデ~ス!フ~ン!』

自慢気に力こぶを見せてアピール!

稲:『ほんと歩くの好きですよね…。いつも歩いてますから。東京を踏破してますね』


・大賀好修
大:『皆さん、こんばんわ!え~、今日は埼玉から来てる人どれくらいいますか?…あんまりいないかな…』

稲:『そんな事聞いてどうするんですか?』

大:『いや、それによって内容変えようかと思って…。でも少ないからいいや…』

稲:『そんな、失礼ですよっ!』

大:『すいません…。え~っと、この間地元に帰ったときに、仲間と居酒屋行ったんですけどね、ちょうど6人だったんですよ。それで稲葉さんが“居酒屋みたいですね”ってMCで言ってたんで、“実際どんなものかやってみよう”って事になって…。そしたら10回過ぎた辺りから、めっちゃ楽しくなってきて盛りあがりました!おすすめなんで、皆さんも是非やってみて下さい!』

稲:『何か楽しそうですね!おすすめらしいですよ。わざわざ試していただいて、ありがとうございます』


・増田隆宣
増:『さいたまー』
客:『イェーイ!』
増:『スーパーアリーナ!』
客:『イェーイ!』
増:『さいたま新都心ー!』
客:『イェーイ!』
増:『北与野ー!』
客:『イェーイ…』
増:『京浜東北線ー!』
客:『イェーイ?』
増:『宇都宮線…』
客:『イェーイ…(笑)』

稲:『なに言ってるんですか?』

増:『いや~鉄ヲタなもんで…。向こうの端の人とか、ちゃんと聴こえてます?でもホントにこの会場の造りスゴイですよね~。最初は幕がかかってて、僕らから見えないじゃないですか。で、始まって開いたら“そんなとこまでいるのか?!”ってなりません?…まだまだこれからなんで、最後まで楽しんでって下さいね!』
稲:『じゃあ、埼玉の皆さんがうっとりするような、そんなステキなメロディを弾いて下さい!』


何故かキーボード横でニヤついている二人。演奏が始まると稲葉さんが一旦引っ込んでいきました。



【13.#1090[千夢一夜]】
まっすーのキーボードが“Smoke on the water”のメロディを奏でる。その後サポメンとのセッションを経ていつの間にか#1090にスムーズに移行…。TAKが登場してメインで演奏。曲終わりに稲葉さん再登場!


稲:『onギター、TAK松本!』

会場:『松本さん、カッコイイ~!』

稲:『カッコイイだって!』

TAK:『…わかってるよっ!』

ニヤリッ☆と自慢気なTAK!

TAK:『ホンとにね、さっきも言ってたけど、この会場の造りスゴいよね~。こんな素敵な素晴らしい
会場へ戻ってきて、またこうして演奏させてもらって、本当に感謝してます。どうもありがとう!』


ここはいつも真面目に話す…


稲:『さぁ、気分はどうですかー!そろそろ次いきますか!え~っと、次どうしよ?どうしたいですか?こっから盛り上がるのいきますか!いくぞ~埼玉ー!』



【14.イチブトゼンブ】
もうライブの定番曲と化した感がありますね。稲葉さんがピョンピョン跳ね始めると場内の至るところで同じ様に飛び始めて、温度も一気に上がっていきます!


【15.Liar!Liar!】
今回はいきなり稲葉聖水を噴射!それに煽られて早くもここで壊れてしまった。前回のセトリへの不満は一体どこへ?!


【16.ZERO】
稲葉さん、久々に股間をガッツリ鷲掴み!!例のとこでもクン!クン!と前に突き出してました。1、2、3、4…で、ラップ部分は会場に歌わせる。


【17.DIVE】
もうブッ飛んでで、ただ歌いまくってた事しか覚えていない…。


【18.ザ・マイスター】
失神寸前…。空気薄い…。あとの記憶ゼンブなし!



【MC】

前回と同じ様な内容(※福井レポ参照)に加えて、“一緒に”というキーワードについて…

稲:『…とはいえ、ずっと一緒に居るというのもなかなか難しくて、実際僕らも今はこうしてても、このままずっと一緒に居られる訳ではありません…。でも心の片隅にでも置いておいて、そしてその相手に対して想いを馳せる…。そしてB'zも皆さんの心の片隅に、小さくてもいいんで置いて貰える様な、そんなバンドで在り続けられたらと思いますし、その為にこれからも努力していきたいと思っています。本当に今日はありがとうございました!』

今回の稲葉さんのMCは“え~”とか“あ~”とかの言葉が多くて、全体的に何故か言葉が詰まり気味でした。話しにくかったのか、1つずつの言葉を選んでいたのかはわかりませんが、いつもの様にスラスラとは話していなかった…


【19.C'mon】
スクリーンには宇宙から見た地球、そして日本列島が映し出されます。静かな中にも逞しさを感じるこの曲は、聴けば聴くほど心に染みていきます…。ラストでC'monテープが発射されるが、福井より更にステージから遠ざかり、余計に届きません…。ウェーブはちょっと途切れ気味。MCで押したのか、今回もすぐに再登場!



【ENCORE】
最後に限定Tで出てきた稲葉さん、センターの台に飛び乗り『ThankYouー』間髪入れずにイントロへ!


【20.ultra soul 2011】
みんな“Hey!”ってジャンプして盛り上がる曲だけど、改めて詞だけにじっくり目を通してみると、泣きそうになるフレーズがたくさん詰まっています。やっぱりコレは外せんよな…


【21.Calling】
一曲の中でこれだけ曲調が変わるのにバッチリとキマってしまうのは、B'zの得意分野!ラストのライブバージョン連続シャウトは、テンポがどんどん早くなり、最後の絶頂に到達!今宵もいいステージ観させてもらいました。


稲:『Hey!Hey~!どうもありがとうー!今夜のスーパーアリーナのみんなは、やっぱりスーパーでしたー!
せ~のっ、お疲れーっ!』


【Ending SE】 ひとりじゃないから~Theme OF LIVE-GYM~

いつもの様に長く長く頭を下げるTAKと、姿が見えなくなる寸前まで『気を付けて帰って下さい!』って振り返りながら言ってくれる稲葉さん。本当にこの二人には、毎回感動させられます。



以上、今回も遅れましたがこれで無事に完結です!倒れてから自分の体力といつも相談しながらの参戦だったけど、あれ以来初めて全曲歌って踊って…。終始気持ち良くステージを満喫出来ました!
さぁ、次はいよいよドーム公演となります!演出は変わるのか?セトリは?いろいろと気になるところですが、アリーナより更にパワーアップしたC'monのステージに注目しましょう!やっとレポ終われた・・